
ご当地走りの危険を考える
- miyamossan2016
- 2024年2月14日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年6月11日
ご当地走り?その土地その土地の特徴ある危険走行を解説します。

みなさん「ご当地走り」をご存じですか?
「ご当地走り」とは、地域に誤って定着した、ローカル交通ルールのことを言います。
「ご当地走り」は、道路交通法に準じた交通ルールではありません。
道路交通法に違反した走行をすれば、処罰を受けます。
それだけではありません。重大な事故に繋がる危険性があるのです。
本コラムでは、「ご当地走り」の危険性をお伝えしていきます。
近年、「ご当地走り」が全国的に問題になっていることはご存じですか?
筆者は自身の体験から、とくに大阪・愛知では、「ご当地走り」が横行していると感じました。
「ご当地走り」が、全て死亡事故に繋がっているわけではありません。
しかし、誤った認識が輪のように広がり、悲しい交通事故を増加させている要因の一つであると思っています。
例として、大阪と愛知の「ご当地走り」を挙げましょう。

【大阪】
・クラクションをすぐ鳴らす(威嚇的に)
・ちょっとした隙間に割り込んでくる
【愛知】
・片道2車線でウィンカーを点けずに車線変更する
・名古屋などの繁華街では、2重駐車が日常化している
上記の例は筆者が実際に見て・体験した「ご当地走り」です。
いずれも重大な事故を誘発する危険な行為ですよね。
では、「ご当地走り」が近年、増加している要因とは、何なのでしょうか?
もちろん、自動車の運転に慣れてきたドライバーの慢心もあるでしょう。
例として挙げたクラクションをすぐ鳴らすなどの行為は、教習所で教わるものではありませんよね。
自動車が人々の生活に馴染んで約100年。
恐らくこの100年で、その地方の風習が一人歩きし、「ご当地走り」の輪を広げてしまった。と推測しています。
教習所で「ご当地走り」を教えることはありません
教習指導員の方は、道路交通法に則って、教習を行う有資格者です。
ただ、免許取得後に皆さんが
「地元ではこんな感じで、皆走っているから」という軽い気持ちで「ご当地走り」という違反行為を肯定してしまっている現実があります。
悲しいことですが、2022年には3,541人もの方が交通事故で亡くなっています。
一日で平均すると、9.7人もの方が事故に巻き込まれている計算です。
危険な違反行為をひとつでも無くしていくために、ファーストペンギンでは、【悲しい事故をひとつでも減らす】という理念を掲げているのです。
当社ではご要望があれば、全国に出張し、ペーパードライバー講習を行っています。
「当社の講習を通して、正しい交通ルールを伝え、世の中からひとつでも悲しい事故を減らす」
社員全員が共有している想いです。
ハンドルを握る前に、もう一度確かめてください。
「自分が正しいと認識している交通ルールは正しいのか?」と。
ファーストペンギンでは、事故を減らすためにも、運転方法だけでなくお客様の不安・疑問を全て解決するお手伝いをさせて頂きます。
最後までお付き合いいただきありがとうございました🙇
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