
ニュートラルっていつ使うの?
- miyamossan2016
- 2023年4月5日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年6月7日
ニュートラルシフトの意味や使い方を解説!前にも後ろにも進まないニュートラルの意味って?

ニュートラルってどんな意味?
オートマチックでもマニュアルでも必ずあるのが【ニュートラル】
あるのは知ってるけどいつ使うんだろ?
ポジションそれぞれの意味を簡単に解説していきます。
P パーキング
R リバース(バック)
N ニュートラル
D ドライブ
S セカンド
B ブレーキ
Pパーキング
文字通り駐車、停車時に使用するポジションです。ギアをロックし押しても引いてもタイヤが動かない状態です。
Rリバース
後退、バック時に使用するポジションです。バック駐車時などに使用します。
D ドライブ
前進するポジションです。オートマチックですと勝手に1→2→3とギアを上げていってくれるまさに【オート】ポジションです。
アクセルを踏まないでも勝手に少しづつ前進する現象を【クリープ現象】と言います。
信号待ちなどではしっかりブレーキ踏んでおくか長い信号待ちならPパーキングにしても良いかもです。
S セカンド
これはDのオートとは別に強制的に2速にするポジションです。雪道発進だったり長いダラダラした下り坂などでエンジンブレーキを使いたい時に使用します。
※【スポーツ】の意味を表している車種もあるので気になる方は取説で確認!
B ブレーキ
これはトヨタのCVT車にみかけるポジションですがSセカンドより強いエンジンブレーキを使いたい時に使用するポジションです。
私は使った事がありません。
お待たせしましたニュートラルの解説をしていきます。
N ニュートラル
これはエンジンの動力をタイヤに伝えない状態を言います。RやDはエンジンの動力をギアを介して前進や後退などタイヤに動力を伝えるのですがNではギアを切り離しフリーにしています。
Nでいくらアクセル踏んでも前進も後退もしません。
もちろん下り坂などでエンジンブレーキも効きません。
押せば動いてしまうので駐車時にも使用を避けたいです。
じゃいつ使うの??
踏切内でエンジントラブル。押したり引いたりで移動させる。
故障などで牽引が必要な時にフリーにタイヤが動く状態にする。
要するに緊急時(自力で動けない時)に移動が必要な時に使います。
フラットな道路で普通車なら成人男性2人もいれば押せば簡単に動きます。
少し動きだすと少ない力でもどんどん動いてしまうのでいつでも停止出来るよう運転席には1人いるのが理想です。
エンジントラブル時でもサイドブレーキは効きますし効きは悪いですがフットブレーキも使えます。
下り坂でニュートラルにすると燃費上がる?
ずばり燃費は良くなりません。
逆にエンジンブレーキが全く効かない状態なのでブレーキを多用する事になりフェード現象やペーパーロック現象の原因になり不要な危険を招く事になります。
フェード現象、ペーパーロック現象とは簡単に言うとブレーキ装置の異常加熱による不具合を言います。
最悪はブレーキが効かなくなる不具合なので非常に危険です⚠️
下り坂はDドライブでマイルドなエンジンブレーキを使うか急坂などではSセカンドでしっかりエンジンブレーキを効かせるのが良いですね。

結論
ニュートラルは緊急時にエンジン以外の力で移動させる時に使用するポジションでそれほど使うシーンはない。
逆に言うと普段使わない緊急措置的な使用方法なのでしっかり覚えておく必要が
あるとも言えます。
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