
運行管理という仕事
- miyamossan2016
- 2024年2月2日
- 読了時間: 4分
更新日:2024年6月11日

普段あまり聞いた事のない職業かも知れませんが街を走るタクシー会社やトラック会社には【運行管理者、運行管理補助者】という役割の人がいます。
運行管理って何を管理するの?
(実は筆者である私もこの資格あり実務に携わっておりました、実務経験も踏まえ執筆させていただきます。)

【運行管理者とは】
自動車運送事業者は運送事業を行う上で営業所を有しており、旅客や貨物を運送するための自動車を所有し、運転者を雇用しています。自動車運送事業業務を円滑にこなすためには、営業所が有する車両や労働者(主に運転者)を取り仕切らなければなりません。これらの役割をこなす者を、運行管理者と呼びます。
自動車運送事業者は、運行管理制度に基づき運行管理者を選任します。運送事業を行う現場には、然るべき人数の運行管理者が求められます。
【運行管理者の業務】
運行管理者は、道路運送法及び貨物自動車運送事業法に従い、安全確保を第一目的とした自動車運行業務を行います。
主な業務内容
・運転者の業務時間や予定の管理(乗務割や乗務記録の作成、勤怠の設定や運転者の配置、運行経路の選定など業務体制の管理全般)
・点呼による運転者の健康状態の把握と管理(乗務前及び乗務後の点呼実施、運転者の乗務の可否決定、健康状態の管理など)
・運転者に対する指導及び監督(運転者に対する業務の指導、法令遵守の徹底など)
【運行管理者選任の条件】
運行管理者の選任には、運行管理制度により規定された必須条件を満たす必要があります。
国家資格者
運行管理者には、運行管理者資格者証が必要です。資格を取得するためには、一定の条件を満たさなければなりません。(後述)資格を有する者以外を、運行管理者として選任することはできません。


簡単に言うと
仕事としてお客様や荷物を車、トラックで運ぶ会社は国家資格の【運行管理者】を置かなくてはならない。
【運行管理者】は経路や時間配分などの計画の管理やドライバーのアルコールチェック、健康面のチェック、メンタル面のチェックなどをして管理や指導を行う。
と言ったところでしょうか。
さて
我々一般ドライバーの場合はどうでしょうか?
当然自宅に運行管理者などいません。
全てセルフチェックになります。
極論セルフチェックしなくても運転出来てしまいますよね。
1:車の異常、異臭、不具合はないか?
あれ?変な音するぞ?など少しでも異変を感じたら必ず整備工場でチェック、整備をしましょう。
突然爆発するとか走ってる途中でドア外れてしまうとかまずありませんがこれぐらい大丈夫だろうの積み重ねが重大な故障などに繋がります。
2:経路の確認、運行計画
この時間のあの道は混んでるからこっちの道にしよう。大雨続いたし川沿いは避けてこっちの道にしよう など車を走らせる前に目的地までの経路をシュミレーションしましょう。
普段走り慣れた経路も季節や時間、天候によって状況は変わります。
事前に脳内シュミレーションしておくだけで安全度合いは格段に上がります。
3:体調管理
前日の飲酒の度合いや睡眠不足、体調の異変などしっかり自分に厳しくチェックしてください。異常や不調があるのであれば運転をしない!という判断もとても大切になります。
自分自身にしっかり向き合い責任を持った判断をしてください。
甘くするのも厳しくするのもあなた次第です。
【まとめ】
業務で運転するか、プライベートで運転するかの差だけで【自動車を運転する】という行為はどれも責任の重さは同じです。
自分や同乗者の命だけではなく周りの自転車、歩行者などの命に関わる大きな責任を伴う行為だと常に認識をし自分の中に【運行管理者】を置いて安全運転意識を高めてください。
まぁいいか
これぐらい大丈夫だろ
この安易な考えの積み重ねが大きな事故に繋がってしまいます。
運行管理マイセルフ 忘れないでくださいね。
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